最近駐車場のない神社は電車で移動して参拝してたので、今日はバイクに乗って東京の神社を巡っていきたいと思います。まずは八王子にある日吉八王子神社へ御参りします。(参拝日2019年8月1日)Tweet
日吉八王子神社(東京都八王子市)
神社情報
鎮座地:東京都八王子市日吉8-20 創建:天慶3年(940年) 平安時代中期 御祭神:国狭槌尊(くにさづちのみこと)・・・土地の神 大山咋尊(おおやまくいのみこと)・・・山の神 ご利益:五穀豊穣、商売繁盛 例祭日:5月4日 社紋:三つ鱗紋 |
1.ご由緒
天正2年(1574年)初夏、滝山蔵王宮の別当であった大阿闇梨法印の天神坊高盛は北条氏照の命を受け、滋賀県大津市の日吉山王七社中の八王子権現を八王子城に迎えて奉斎し、氏照はこの社号を日吉山王と称し、八王子城の祈願所とし、山根の総鎮守とした。しかし、天正18年(1590年)6月八王子城落城に伴い、八王子権現は一時中絶したが、文禄2年(1593年)、御陣貝役(城で陣触れの法螺貝を吹く役)を務めていた法印の嶋之坊俊盛は徳川家康から除地を得て文禄4年(1595年)、嶋之坊宿(日吉町)にあった社祠を再興し、八王子城の八王子権現を勧請し、日吉山王八王子神社と称した。これにより由井領山根九万石、七十五ヶ村の総鎮守となり、八王子拾五組宿の祈願所にもなった。寛文7年(1667年)5月、代官の高室四郎左衛門、手代の小山次郎兵衛、桑原六太夫、松村六郎左衛門、及び八王子山根横山惣町により社殿が再建された。この他、明治2年(1869年)、同35年(1902年)、昭和16年(1941年)にも社殿の再建・改築が行われている。その後社名は明治維新の神仏分離により、日吉八王子神社となった。また、八王子の地名は、八王子権現を奉ったこの神社から起こったとも伝えられる。(頒布資料より) |
2.日吉八王子神社の境内
3.参拝後の感想
こじんまりとした印象で、八王子の地名はこの神社からとも言われている由緒ある神社です。参道には紫陽花が咲いておりベストシーズンには見応えがありそうです。なかでも、あゆ塚と呼ばれる慰霊碑は、全国的にも珍しいんじゃないかと思います。鮎を幕府に献上して、その霊を慰める為の慰霊碑みたいで昭和32年に建てられたと記されています。最初聞いた時、あゆって人名かと思っていたら、まさか魚の鮎とはびっくりしました。御朱印は本当に時間をかけて丁寧に書いて頂けるので有難さが満ち溢れています。
4.地図・アクセス
アクセス:JR中央線「西八王子駅」より徒歩約10分
JR中央線「八王子駅」・京王線「京王八王子駅」よりバス
■西東京バス恩方ターミナル・大久保・宝生寺団地行き「水無瀬橋」下車徒歩2分
駐車場:なし