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きままに神社を参拝して御朱印を頂きます~甘縄神明宮へ

鎌倉にある甘縄神明宮へ御参りします。江ノ電の長谷駅から徒歩5~6分といった距離でしょうか。こちらの神社は長谷寺からも近く混雑しそうに思うのですが、長谷観音前の交差点から少し行ったところの角(鎌倉エフエム放送)を曲がると、驚くほど閑静な空気に包まれます。長谷寺の混雑ぶりとは対照的にこの落ち着いた雰囲気の方が私は好きです。(参拝日2019年6月19日)

甘縄神明宮の御朱印です。初穂料300円

甘縄神明宮(神奈川県鎌倉市)


 

鎌倉にある甘縄神明宮に御参りしました。

神社情報

鎮座地:神奈川県鎌倉市長谷1-12-1

創建:和銅三年(710年)

御祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)

ご利益:厄除け、開運


1.ご由緒

和銅三年(710年)染谷太郎太夫時忠の創建です。永保元年(1081年)源義家公が社殿を再建されました。源頼朝公、政子の方、源実朝公など武家の崇敬が篤く、古来伊勢別宮と尊称されている鎌倉で最も古い神社です。社殿の裏山は神輿ヶ嶽と言い、古くから歌に詠まれています。源頼義は相模守として下向の節、当宮に祈願し、一子八幡太郎義家が生まれたと伝えられています。(甘縄神明宮略誌より)

2.甘縄神明宮の境内

神明鳥居の奥に長い階段が見えます
こちらの神社は神職の方は常駐しておりません
素朴な感じで妙に落ち着きます。 私が参拝したときは誰も居なかったです。独り占めできます。
丸石で趣のある手水舎です。
境内に鉄棒があります、その上の壁にリス?サササッツと移動してました。
階段をのぼります
行基が草創し、染谷時忠が創建した甘縄神明宮の拝殿です
左斜めから一枚
右斜めからも一枚
胸を張って堂々とした狛犬でした
立派な注連縄です。注連縄が張り巡らせていたら、その場所やものは神聖を帯びていることを意味します。
ぶなの木です
高台にあるので、由比ガ浜が見えます。近くには川端康成の邸宅があるので、小説「山の音」の舞台として描かれています。

3.参拝後の感想

境内は無人にも関わらず、管理が行き届いていて、とてもきれいでした。甘縄神明宮の略誌が置いてあったので頂いたのですが、そこに一つの和歌が書かれていました。「都にははや吹ぬらし鎌倉の神輿ヶ崎秋の初風」調べてみると宗尊親王が詠んだもので、瓊玉(けいぎょく)和歌集の一首であります。早くも社殿の裏山に秋風が吹いたという意味でしょうか(間違っていたらすみません)   こちらの神社は鎌倉市大町にある八雲神社の兼務社になります。御朱印希望の場合は八雲神社で頂けます。

4.地図・アクセス

アクセス:江ノ電長谷駅より徒歩5分

駐車場:なし

 

 

 

 

 

きままに神社を参拝して御朱印を頂きます~御霊神社へ

紫陽花で有名な御霊神社(ごりょうじんじゃ)へ参拝します。紫陽花のベストシーズンですので江ノ電は満員でした。長谷駅で降りて歩いて行きます。(参拝日2019年6月19日)

御霊神社の御朱印です。初穂料300円

御霊神社(神奈川県鎌倉市)


鎌倉にある御霊神社へ御参りします。

神社情報

鎮座地:神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9

創建:平安時代後期

御祭神:鎌倉権五郎景正(かまくらごんごろうかげまさ)

ご利益:眼病平癒、学業成就、縁結び

 


1.ご由緒

御霊とは、強く尊い祖先の御魂(みたま)の意で、創建は平安時代後期と伝えられています。

桓武天皇の末裔で、鎌倉西北部から湘南にかけて広い地域を開拓した領守鎌倉権五郎景正公を祀る。奥州後三年の役のとき、十六歳で初陣を果たした権五郎は、敵に眼を射られたその矢を抜こうともせず、そのまま矢を放って敵を倒した。味方の将が顔に足をかけて引き抜こうとすると、権五郎は下から刀で斬りつけ「矢に当たって死ぬのは本望だが、顔に足をかけられるのは武士として最大の恥辱」と怒ったため、味方の将は無礼を謝し、鄭重にひざまずいて矢を抜いたという。こうした武勇から誇りある武士として鎌倉時代には深く尊崇された。また後世には「目の神様」「ごんごろうさま」として親しまれ、江戸時代から今日まで眼病に悩む人々が大勢お参りしてきた。

2.御霊神社の境内

 

有名な御霊神社前の踏切です、この時期ガードマンが常駐しております。
御霊神社は、武勇に優れた鎌倉権五郎景正公を祀っております 
江ノ電、紫陽花、踏切の御霊神社前の風物詩です。300形です
この時期、踏切が鳴り出すと、参拝者がどっちから来るのかと騒ぎ立てる光景が後をたちません。開通95周年を記念して造られた10形、通称レトロ車両です。外観はオリエント急行を彷彿させるデザイン・塗装になっております。
よく見ると行先案内灯が紫陽花の絵になってます。1000形
御神木のたぶの木 樹齢約400年 存在感のある木です
手水舎で清めます
拝殿の周りは緑が生い茂っていました
この日は参拝者が多かったですが、普段は閑静で落ち着いております。
古色を帯びたたたずまいです
景正公が弓を立てかけたと伝わる弓立の松です
祖霊社 日清・日露・第二次世界大戦での坂ノ下地区の戦没者の英霊二十三社を祀る
景正公が手玉に取り、袂(たもと)に入れたと伝えられる。右が袂石(16貫、約60kg)で左が手玉石(28貫、約105kg) 古くから奇石は神霊を宿すと考えられています。
第六天社 神による天地開闢(てんちかいびゃく)の時に、第六代の神、面足尊(おもだるのみこと)、訶志古泥神(かしこねのかみ)を祀っております
金刀比羅社(こんぴらさん) 海上安全の守護神、讃岐の金刀比羅宮の分霊を祀る
石上神社 御霊神社の前浜にあった巨石に多くの船が座礁し、多数の人命が奪われた。海神の怒りを鎮めるため、村人は巨石を引き上げ、その上部を祀って石上神社と称しました。
御嶽社(おんたけさん) 長野県の御嶽神社の主神三神を祀る ご神徳は殖産興業
秋葉神社 火防の神、火之迦具土大神を祀る
こちらの社務所で御朱印頂きます。
3種類の御朱印を頂けます 各300円  佐助稲荷神社の御朱印は、墨書のみです(先に佐助稲荷神社で朱印を頂く必要があります)
神社前の紫陽花です。
紫陽花は色んな色があって華麗で見ててあきないですね
色とりどりで鮮やかでした
写真の1000形車両は、鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞しました。
鎌倉行きの江ノ電 西日が差し込み車両が輝いてます。
藤沢行の江ノ電 2000形 大きな正面ガラスが印象的な車両です。運転席の後ろは運転士感覚を楽しめる展望席になっております。

3.参拝後の感想

さすがにこの時期メジャースポットだけあり大勢の方が参拝されてました。江ノ電・鳥居・紫陽花が有名ですが、この神社には社務所横にある、たぶの木も見応えあります、樹齢約400年、鎌倉市の天然記念物に指定されており見るものを圧倒します。前回の記事にも書きましたが、こちらで佐助稲荷神社の墨書きのみ頂けます、朱印は佐助稲荷神社(初穂料は佐助稲荷神社で払うのでもちろん御霊神社で払う必要はありません)で頂いてください。朱印だけ押されてる御朱印帳を渡せば書いてもらえます。

4.地図・アクセス

アクセス:江ノ島電鉄 長谷駅より徒歩7分

駐車場:なし

 

 

きままに神社を参拝して御朱印を頂きます~佐助稲荷神社へ

鎌倉にある銭洗弁財天宇賀福神社からほど近い佐助稲荷神社へ向かいます。徒歩だと10分もかからなかったです。(参拝日2019年6月19日)

佐助稲荷神社の御朱印です。初穂料300円 こちらの神社では朱印を押して頂き、御霊神社で文字を書いて頂きます。かまくら隠れ里と書かれてます。

佐助稲荷神社(神奈川県鎌倉市)


 

鎌倉市にある佐助稲荷神社へ御参りします。

神社情報

鎮座地:神奈川県鎌倉市佐助2-22-12

創建:建久年間(1190年~1199年)

御祭神:宇加御魂命(うかのみたまのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)、佐田彦命(さたひこのみこと)、大宮女命(おおみやめのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)

ご利益:商売繁盛、病気平癒、大漁満船、学業成就


1.ご由緒

神社縁起には、佐殿(すけどの)と呼ばれた頼朝が伊豆の蛭ヶ小島に流されていたある夜、夢枕に一人の老人が現れ「兵を起こし、天下を治むべし。われは鎌倉鎮座の稲荷の神霊なり」と告げて姿を消したことが記されている。その後に、伊豆で挙兵し関東の武士団を率いて鎌倉入りした頼朝は、間もなく鎌倉に幕府を開いて征夷大将軍に出世した。その神恩に感謝して、頼朝は畠山重忠に命じて幕府の西に位置する霊地を選び、稲荷の社を再建したという。頼朝の源氏再興を助け、出世の後押しをしたことから「おたすけ稲荷」「出世稲荷」「勝利稲荷」とも呼ばれ、大勢の参拝者を集めている。また、境内には縁結びの十一面観音が安置され、若い男女が良縁を祈願して絵馬を奉納する姿も見受けられる。

2.佐助稲荷神社の境内

鎌倉駅から歩いてくると、標識があるので、まっすぐ行けば銭洗弁財天へ、左に曲がれば佐助稲荷神社へ
佐助稲荷神社に到着です。稲荷には「稲がなる」という意味が込められております。
この写真の右側に下社務所があります。こちらで御朱印頂けます。
シンプルな扁額ですが落ち着いていて、いいですね
本殿への入り口です。佐助稲荷神社は映画海街diaryのロケ地で、すずと千佳が朋章を追って訪れた神社です。
朱色の鳥居とのぼりのコントラストが絶妙です。
連なる鳥居を通っていくのは幻想的でわくわくします。佐助稲荷神社には49基朱色の鳥居があります。鳥居をくぐる毎に神聖さが高まっていくといわれています。
凛々しい顔立ちの狐です 何かくわえてますね
狐は神様(お稲荷様)のお使いとして人々から信仰されてます。
手水舎があります。
紫陽花の花でほっと一息つきます。
隠れ里という名に相応しい場所です
人々から奉納された古い石の祠がたくさんありました。苔が何ともいえない雰囲気を醸し出しています。
こちらが本殿です
明治28年(1895年)に本殿は再建されました。
たくさんの白狐があり見応え十分でした

3.参拝後の感想

とにかく白狐の置き物がどんだけあるんだという印象でした、小さいのから大きいのまで。あと足場が少し悪いのでくれぐれも気をつけて参拝してください。本殿前に上社務所が建築中でした。佐助稲荷神社では基本書き置きの御朱印を頂けます、直接御朱印帳に書いて欲しいときは、初穂料をおさめて朱印のみ頂けます、その後御霊神社で文字を書いて頂ける仕組みになっております。朱印があれば後日でも御霊神社で書いて頂けるのですが、その日の内だと午後4時半までに御霊神社に行かないといけませんと受付の方に念を押されました。なんでも4時半を過ぎて行かれる方がおり御霊神社の方から時間を守ってくださいとのことです。なので当日に御朱印を頂きたい方は、佐助神社には午後3時までに参拝されたほうがいいです、この時間以降だと朱印を頂けない可能性がありますのでお気をつけください。そんなこんなで速足で次の御霊神社へ向かった次第でございます。

4.地図・アクセス

アクセス:鎌倉駅から徒歩で25分

駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。