次は全国的に有名な銭洗弁財天宇賀福神社へ参ります。鎌倉駅西口から徒歩25分ほどで着きました。(参拝日2019年6月19日)
銭洗弁財天宇賀福神社(神奈川県鎌倉市)
神社情報
鎮座地:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16 創建:文治元年(1185年) 御祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、弁財天 ご利益:金運・財運UP、商売繁盛 社務所受付時間:8時~16時30分 |
1.ご由緒
鎌倉駅の西方、佐助ヶ谷の奥にある銭洗弁財天は、その霊験あらたかなることを以って、広く世に知られています。鎌倉幕府の始祖源頼朝公は平家を討伐して治承七年(1183年)幕府を樹立しましたが、永い戦乱によって国民の生活は苦しくなっていました。これを憂いた頼朝公は、人々の苦しみを取り除こうとして、神仏の加護を願って、日夜お祈りを捧げたのです。そのうち、文治元年(1185年)の巳の月の巳の日に不思議なことが起こりました。一人の老人が頼朝公の夢枕に現れて、「ここから西北の方向に仙鏡があり、きれいな泉が岩の間から湧き出しています。そこは清浄な地で福の神が住んでいて、その水を使っています。この水こそは真の神の霊水なのです。この水を絶えず使って、神仏をまつれば、人々は自然に信仰心を起こし、悪鬼や邪気も退散して、国内はすぐに平穏に治まります。私こそは隠里の主である宇賀福です」というとその姿を消しました。目を覚ました頼朝公は、心から宇賀神を敬い、夢のお告げの通りに西北の谷に泉を見つけました。そこに岩窟を掘らせ、宇賀神をまつり、その水を使って神仏の供養を続けると国中は静かになり、人々は富み栄えるようになり、これがここの起こりだといわれています。 その後、正嘉元年(1257年)巳の年の仲秋に、時の執権北条時頼公は、頼朝公の信心を受け継いで、隠里の福神を信仰しました。その時、公は「辛巳(かのとみ)」「なる」「かねの日」がすべての人々に福徳が授けられる日だと調べ、この日に人々が参詣することをすすめたということです。また、この時弁財天を信仰する者が、持っている金銭をこの水で洗い清めると同時に心身を清めて行いを慎めば、不浄の塵垢が消えて、清浄の福銭になるといい率先して持っている金銭を洗って一家繁昌、子孫長久を祈りました。依頼七百余年銭洗井は鎌倉五名水の一 つとしても天下に聞こえ、四季の参詣者は絶える事はありません。(境内案内板より) |
2.銭洗弁財天宇賀福神社の境内
3.参拝後の感想
メジャースポットだけあり、平日でも多くの参拝者がいました。筆者自身二度目の参拝となりましたが、十年以上前のことなのであまり覚えておらずお金だけは洗った記憶が残っておりました。今回参拝して改めて感じたことは、神社のことを調べて(ご由緒等)お参りすると何倍も楽しいことです、源頼朝や北条時頼がこちらの神社に関係してくるのですから。何歳になってもお金は必要ですので、少しでもご利益があれば嬉しい限りです。御朱印は書置きとは知らなったので少し残念でした、まぁ多くの参拝者が来られるので無理もないかな。
4.地図・アクセス
アクセス:JR及び江ノ電鎌倉駅西口より徒歩25分
駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。