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きままに神社を参拝して御朱印を頂きます~大綱金刀比羅神社へ

引き続き、横浜の「こんぴらさん」として地域の方から親しまれております大綱金刀比羅神社(おおつなことひらじんじゃ)へ参ります。何とこちらの神社は横浜駅から徒歩圏内で行けるという立地にあります。私自身結構方向音痴な方ですが、迷わず徒歩10分もかからないで着きました。都会のビル群が建ち並ぶ中、こちらの一角だけ違う空気が流れていました。(参拝日2019年6月3日)

大綱金刀比羅神社の御朱印です。バランスが絶妙できれいです。初穂料300円

大綱金刀比羅神社(神奈川県横浜市神奈川区)


神奈川県横浜市にある大綱金刀比羅神社へ御参りします。

神社情報

鎮座地:神奈川県横浜市神奈川区台町7-34

創建:1188年

御祭神大物主神(おおものぬしのみこと)、金山彦神(かなやまひこのかみ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、大山津見神(おおやまつみのかみ)

ご利益:交通安全 海上安全

1.ご由緒

治承四年(1180)八月、源氏再興の兵を起こした源頼朝は石橋山の合戦に敗れ、決死の逃避行の後、真鶴の岩海岸から船で房総へ向かった。しかし、沖に出たところで逆巻く波に阻まれ、行くに行けず戻るに戻れなくなった。このとき頼朝の前に不動明王が現れ「汝、迷わず房総へ渡れ」と告げて消えた。そこでお告げに従い、海上を行くうちに海は凪ぎ、無事に房総へ漕ぎ着くことができた。

後に源氏再興の宿願を果たし、鎌倉幕府を開いた頼朝はその恩に謝し、当地に社殿を造営、不動明王を祭り、勝軍飯綱大権現と称したのが始まりといわれる。古くから飯綱大権現を称してきたが、明治二年、大綱神社、金刀比羅神社と改称、明治末期に至って両社を合祀し、大綱金刀比羅神社となり、今日に至る。

2.大綱金刀比羅神社の境内

こちらの神社はビルやマンションが立ち並ぶ中に鎮座しております。
朱色の鳥居を一礼して通ります
江戸時代には、一里塚が置かれていました。その高台に大綱金刀比羅神社が鎮座していたそうです。
写真、上の方は崖で、さらにその上が住宅地になってます。
左右のの狛犬は、岩の上にそびえ立っていました。
まるで高台から見下ろすライオンみたいでした。勇ましい姿です。
御神木
横浜駅方向を見てます
何とも風情ある手水舎です
拝殿でお参りします。
こちらの拝殿は、元神楽殿で現在は拝殿として使用されております。
拝殿横には「大天狗の木彫り像」がおられます。伝説によると江戸から香川県の金刀比羅宮へ奉納しようと使者が東海道を進んでいた際、神奈川宿で一泊したところ、翌日には大天狗が岩のような重たさになり、担げなくなってしまい、その夜夢枕に天狗が現れ飯綱に留まりたい、この地に私を置いていけとお告げがあった。そして飯綱権現に属する者として祀られるようになったとのこと。
この写真の天狗の木彫りは、御神木の松の木が大きくなりすぎて、天狗を彫ったそうです。
稲荷社
荒神社
龍神社、弁天社 小さい池でしたが鯉がいました。
こちらにある倒木がある場所が拝殿があった場所で、30年前の土砂崩れで壊れたそうです。
こちらの社務所で御朱印頂けます

3.参拝後の感想

こじんまりとしながらも、見所があるので参拝出来て良かったです。天狗伝説は実に興味深いエピソードです、たとえ実話でなかったとしても思いが膨らみます。夏場は蚊がたくさんいるので虫よけ対策はしてお参りされたほうがいいです。横浜駅から歩いていけますので、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

4.地図・アクセス

アクセス:京浜急行本線 神奈川駅から 徒歩約4分、東急東横線 反町駅から徒歩約10分、JR京浜東北線 横浜駅から徒歩約10分

駐車場:近隣のパーキングをご利用ください。