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きままに北海道へ(後編)

こんにちはMOMOCHIです。引き続き北海道(後編)の記事紹介していきます。

雨降る中、朝4時半に出発 この後が大変でした。富良野方面に向かう帯広広尾自動車道が舗装補修作業のため夜間通行止めになっていて(7/3~7/7の20時から6時)通れなかったので、急遽ルート変更で国道38号線で向かいました。途中雨がかなり降っていてトラックとすれ違うたびにザバーンと水を浴びせかけられて、靴の中には水がたっぷり入りこみチャプンチャプンいって、峠越えでは濃霧で4~5m先は何も見えない過酷な状況での走行でした。
途中みちの駅南ふらのにトイレ休憩やセイコーマートで朝ごはん食べたりしました。

1.富良野メロン中田農園

富良野メロン中田農園に到着 
こちらの農園ではメロン・スイカ・トウモロコシ等が売っていました。メロンの試食が出来て発送も可能です。富良野メロン3個を購入して発送してもらいました。おばあちゃんが丁寧に対応して頂き、トウモロコシ1本だけ欲しいと伝えたら奥から持ってきてくださり甘くておいしいよとお墨付きを頂きました。この日の夜キャンプ場で焚き火で焼こうと思って買ったのですが結局雨風で焚き火は出来なくてそのまま家に持って帰って食べました。おばあちゃんの言う通りメッチャ甘くておいしかったです。メインのメロンも甘くあっという間に食べちゃいました。
富良野の山部地区は富良野の中でも昼夜の温度格差により、メロンの生産に最も適した場所にあります。ティアラ・キングルビーという品種になります。
さわやかなオレンジ色で厚みのある果肉、糖度もかなりあって、お土産に配った方からも凄い甘くておいしかったと言ってました。
とうもろこしは、実がぎっしり詰まってみずみずしく甘さがあって夢中でかぶりついてました。
この辺りはメロン農園がたくさんあります、お土産にするのもよし、その場で食べるのもよしなので、ぜひメロンを満喫してください。

2.吹上露天の湯

上富良野にある吹上露天の湯に到着です。こちらは無料で露天風呂に入ることが出来るのですが、この日は土砂降りで入るのを断念しました。バイクで来られた方と少し話して露天入ってきたと仰ってました。
二つの湯舟があり、写真は上にある方の湯舟になります。

3.白ひげの滝

美瑛町にある白ひげの滝に到着
橋の上から見るのですが中々の迫力で水も綺麗です。

4.青い池

白ひげの滝からほど近い場所に青い池があるので寄ってみました。駐車料金は帰りの出口で払います、バイクは100円でした。
噂にたがわぬ青さっぷりでした。晴れていたら太陽に反射してもっと青く見えるらしいです。

 

5.美瑛神社

今回の旅で新調したエルフのライダージャケット メッシュ生地で走行中も快適でした。
美瑛神社に到着
手水舎も工夫を凝らしていて涼を感じます。
美瑛神社は明治創建で拝殿も1995年に新築されたみたいで新しめでした。「美瑛」の地名は、先住民族アイヌ語で「油の流れる川」を意味する「ビイエ」に由来します。ご祭神は天照大神(あまてらすおおかみ) を主神として伊邪奈岐神(いざなぎのかみ) 伊邪奈美神(いざなみのかみ) 家都御子神(けつみこのかみ) 大國主神(おおくにぬしのかみ)を合祀しておられます。
縁結びや魔除けのご利益があり、駐車場も整備されてこの日は参拝者が途切れることはなかったです。あと隠れハートをたくさん見つけることが出来るとご利益があるとの噂もあります。

風鈴の通り抜け 夏を彩ってくれます。
書き置きでしたが涼しげな御朱印でした。

 

四季彩の丘に続く道で景色が良かったので立ち止まり暫しぼーっと眺めてました。
画面左上に下に向いた↓が見えます。北海道を走っているとよく見る光景です。これは矢羽根と呼ばれるもので、雪が降ったら危険になる場所などに設置されています。豪雪地帯では雪が本格的に積もると、車道と路肩や路側帯の境さえ分からなくなります。また吹雪で、目の前が見えにくくなるなどの危険もあります。矢羽根は車道と路肩や路側帯の境を教えてくれます。積雪していないときにも、矢羽根は役立ちます。矢羽根は夜間にはヘッドライトの明かりを反射したり、自ら発光するので、周囲に明かりがない見通しの悪い状況でも、きちんとどこまでが道かが分かります。このように矢羽根は、積雪に限らず見通しが悪い状況でも道しるべになります。雪が多く降る地域ではかかすことの出来ない標識ですね。

6.四季彩の丘

 

四季彩の丘に到着 観光バスが数多く出入りして平日でも混んでました。
ロール君とロールちゃん 1個の重さ400kg この巨大なロールは夏の北海道の畑に転がっていてよく見る光景です。ロールにも2種類あって麦稈(ばっかん)ロールと牧草ロールがあります。麦稈ロールは牛のベッドして使われていて、小麦を刈り取る際に収穫する穂と残りの茎部分に分けられ、残った茎部分を集めて特殊なロールベーラという機械でロール状にしています。牧草ロールは、牧草がない冬場の牛のえさとして使われています。牧草は年に2、3回刈り取りされます。牧草をロール状にして、その上にぐるぐるとラップを巻いて密封し、腐敗を防ぎ牧草を発酵させ、栄養価の高い飼料を作っていきます。見極めのコツはラップかビニール状で巻かれているのは牧草ロールと覚えておけばいいみたいです。
サルビア
ハナビシソウ
ひまわり
カンパニュラ(風鈴草)
ナデシコ
ルピナス
マリーゴールド

ガイドブックによく出てきそうな写真です。傾斜した畑に色とりどりの花が織りなす景色、丘のまち美瑛、まさに絶景でした。8,9月になると見頃の最盛期を迎えパッチワークをこれでもかと堪能出来ます。

ラベンダー畑 この旅の目的の一つに、紫で敷き詰められたラベンダー畑を見たいという思いがあったので実際に見ることが出来て大満足です。香りも最高!

ラベンダーソフト ほのかにラベンダーの香りがしておいしい!夏場のソフトクリームはすぐ溶ける~

7.ジェットコースターの路

ジェットコースターの路 ここも走りたかった場所です。約2.5kmアップダウンが続きます。
北海道らしい一直線が続く道でアップダウンの勾配が気持ちよかった~

 

一番上まで上がったと思ったら、また次に勾配が待っていました、確かに長~いジェットコースターのような道でした。正直時間があれば往復して走りたかったです。少し長いですが↓の走行動画をご覧ください。
かみふらの八景 ジェットコースターの頂上からは十勝岳連峰を見渡せます。

ジェットコースターを満喫した後は、十勝岳をぼーっと眺めます。至福の時間でした。

8.キャンプ場

キャンプ場に到着 ここに辿り着くまでの強風が凄くて危なかったな

私が利用したのはバイクサイトでソロ専用となっております。テントをレンタルで借りたのですが、防水加工の糊が剥がれ落ちテント内に白いのがぼろぼろ落ちてひどい目にあいました。このなの貸し出すなよ・・・更にテントを張ろうとした近くに動物の排泄物が落ちてました、おそらく放し飼いにしてる羊のものだと・・・ここのキャンプ場は人気ある場所で予約取るのも難しいので楽しみにしてたのですが正直がっかりしました。あと自販機がないのでそれなら売店で売ってるかと思いきや売ってなく・・・関東のキャンプ場しか行ったことがなくこれが北海道では当たり前なのかどうか・・・
キャンプ場でジンギスカンを食べれるのでチェックイン時に予約しました。サフォークという種類の羊肉を注文 やわらかく食べやすかったです。
次の日の朝 天気は曇り 4月に安住神社で頂いたてるてる坊主お守りといつもCBRに付けてる晴明神社のお守り持参しました。
朝食はホットコーヒーと前日セコマで買ったサンドウィッチ 荷物は必要最小限にしようとキャンプ道具はシュラフ・マット・アルミテーブル・コンパクトバーナー・ランタンだけにしました。CB缶は現地調達です(飛行機にはCB缶や引火の恐れのあるものは機内持ち込みも預けるのもだめなので)ライターはOKで保安検査通貨する際、携帯電話と一緒にかごに入れて検査通せば大丈夫でした。
私より年配の方と話しをしていて仙台から苫小牧までフェリーでそこからバイクで来られたと仰って、昨日メロンを買ったんだけど私が買ったところよりかなり高くてくやしがっておられました、俺もそこに行けば良かったって、話して楽しかったです。

9.原始の泉

キャンプ場からすぐ近くに水が湧き出てる泉があります。
この辺り一帯特になにもないのですが、コンコンと水が湧き出してほのぼのとした空間に感じました。この日は30°近く暑かったのですが、水が冷たくおいしくて持参したペットボトルに入れて道中飲んでいました。こちらは多くの方が水を汲みに来られる人気スポットなんですね。
富良野ともお別れです。感慨深いですね。
この風景を目に焼き付けて次の目的地へと出発します。

10.モアイ像(真駒内滝野霊園)

札幌市にある真駒内滝野霊園に到着です。旅のプラン計画してる時、空港近くでどこか寄れるところないかなと調べていたらモアイ像がヒットしてこれは面白そうだなと思いプランに組み込みました。どうですかこの本物にも劣らぬモアイ像!(本物は見た事ないですが。。。)
一体一体微妙に造りが違っています。

こちらでモアイ像見れたから、イースター島に行かなくてもいいかな
一番右端にある像だけがインディアンのような不思議な感じでした。
阿修羅像 何か北斗の拳に出てきそうだわ
写真中央の上辺りにひょっこり何か出ているのが分かりますでしょうか 正体は後ほど出てきます。
お堂に行くまでに水の張った場所があり、色とりどりの花が置かれて何とも幻想的な雰囲気を醸し出していました。もちろんここを渡ることは出来なくて、ぐるっと周って先に進んで行きます。
行く先には大仏の姿が・・・でも頭部は見えない
さらに近づいてみると立派な大仏様がありました。頭大仏という名前みたいです。
頭大仏を囲む壁が丁度肩辺りまでの高さで、遠くからみると頭部しか見えなく、近くから見ると頭部は見えないという何とも不思議な大仏様でした。
モアイ像だけでなくストーンヘンジもありますよ!敷地内が非常に広く更に拡張工事もしていて、次行った時は何があるんだろうかと楽しみが広がるそんな場所でした。

11.バイク返却

北海道に来て感じたことは、道民の方は気さくに話しかけてくれる方が多く、やはり旅人が多い場所がらだからですかね。ヤエーもすれ違うほとんどの人がしてくれたのには驚きでした、私は普段自分からヤエーしないのですが北海道では自然と自分からしてました。さてバイクでの旅もこれで終了です。お店に返却してレブルともお別れです。ありがとうレブル!楽しかった~