平塚八幡宮から湘南のえびす様で知られる平塚三嶋神社へ向かいます。距離は2km、約3分程で着きます。かつては大山参り海路の玄関口でした。(参拝日2019年5月17日)
平塚三嶋神社(神奈川県平塚市)
神社情報
鎮座地:神奈川県平塚市夕日ヶ丘60-27 創建:年代不詳 御祭神:大山祇命(おおやまずみのみこと) 清浄を尊ばれ、厄災を退ける神様 事代主大神(ことしろぬしのおおかみ) 七福神で知られる「えびす様」 ご利益:商売繁盛、家内安全、開運招福 例大祭:7月中旬 |
1.ご由緒
創建年代は不明だが、文徳朝(851~858)の頃、当地は「須賀のから浜」と呼ばれ、村人は漁業を中心として生活を営み、その関係で四国伊予大三嶋大山祇神社から大山祇命を勧請、三嶋大明神と号したのが始まりといわれる。戦国時代に入り、永禄九年(1566)には、小田原北条氏が魚類の献納の要請文を寄せている。江戸時代半ばから大山参りの講中が盛んになり、伊豆や房総から海路を経て須賀港に上陸、三嶋大明神に詣でて道中の守護と無事を祈願し、それから大山へ向かう道筋が開かれた。 明治初期に至り、伊豆三嶋大社から事代主命を勧請、相殿に祭った際、三嶋神社と改称した。大山祇命は「大きな山を司る神様」として知られ、大きな山は、沖に出て漁をする漁師にとって、現在地、帰港する方角を判断するのに欠かせないことから、航海安全の神様として信仰されてきた。また、事代主命は別名「えびすさま」と呼ばれ、大漁満足、商売繁盛、そして幸福円満の神様として信仰されている。 |
2.平塚三嶋神社の境内
3.参拝後の感想
こじんまりとしていて、身近に感じれる神社だと感じました。なかでもえびす様の存在感は大きく印象に残りましたね。例大祭に行われる須賀のまつりも一度見てみたいものです。江戸時代は幕府公認の港町として発展して、須賀千軒(すかせんげん)と呼ばれるほど店や民家が増えました。昔はおまつりがヒートアップして神輿の巡行が7日以上続くことがあったため、須賀の入梅まつりや須賀のだらだらまつりとも呼ばれました、現在は2日間の日程で神輿が巡行され、海にも入っていくようです、湘南の夏にふさわしい盛大な、おまつりですね。
4.地図・アクセス
電車:JR平塚駅 南口から 『 須 賀 港 』方面へ徒歩8分
車・バイク: 国道129号線より「久領堤」か「競輪場」の信号を平塚駅方面へ
駐車場:10台(無料)
5.昼食