ssage body

きままに神社を参拝して御朱印を頂きます~建勲神社へ

令和元年の締めくくりは、京都に鎮座してます建勲神社へお参りします。こちらの神社は、織田信長公をお祀りしており、刀剣の聖地でも知られています。現在筆者は刀剣乱舞にはまり中です。(参拝日2019年12月30日)  


建勲神社(京都府京都市北区)


木造の明神鳥居が荘厳な雰囲気を醸し出してます。

神社情報

鎮座地:京都府京都市北区柴野北舟岡町49

創建:明治2年(1869年)

ご祭神:織田信長公

ご利益:大願成就、難局突破、開運、産業指導の神、災難除け

社務所受付:9時~17時


1.ご由緒

織田信長を祀る神社で、建勲は通称「けんくん」神社と呼ばれる。正式には「たけいさお」

天下を統一した信長の偉勲を称え、明治二年(1869)に明治天皇により創建された。同八年(1875)、別格官弊社に列せられ、社地を船岡山東麓に定め、次いで現在の山頂に遷座した。

船岡山は、平安京正中線の北延長上に位置し、平安京の玄武(北の神)として造営の基準点にされたという場所で、本能寺の変(1582)の後、豊臣秀吉が正親町天皇の勅許を受け、主君である信長の廟所と定めている。

信長着用の紺糸威胴丸(こんいとおどしどうまる)、桶狭間の合戦で信長が戦利品として持ち帰った義元左文字と称される太刀、太田牛一自筆本の「信長公記」などの重要文化財のほか、信長ゆかりの宝物を多数有する。

十月十九日の船岡祭は、祭神・織田信長が永禄十一年(1568)に初めて入洛した日を記念したものである。

2.御朱印

通常御朱印です。
天下布武龍章御朱印です。挟み紙の「でかした」がいいですね。
敦盛御朱印 信長が好んだ敦盛の一節は、平敦盛の場面を詠んだのではなく、その平敦盛を討った熊谷直実が出家する際の気持ちが語られてます。

3.刀剣御朱印

薬研藤四郎(やげんとうしろう)御朱印 粟田口藤四郎吉光の短刀は切れ味抜群であるが、主人の腹は切らないという言い伝えがある。
へし切長谷部(へしきりはせべ)御朱印 長谷部国重の作 織田信長の愛刀 観内(かんない)という茶坊主が失敗を犯した。信長は手打ちにしようと追いかけたが、観内は台所の御膳棚の下に隠れたという。棚の下では刀を振り上げて切ることができず、仕方なく棚の下に刀を差し入れあてたところ、たいして力を入れることもなく胴体ごと「圧へし切って」しまったという。恐ろしいほどの切れ味の名刀。

4.御朱印帳・絵馬

 

天下布武の御朱印帳 大判サイズになります。18×12cm
裏はこんな感じです。シンプルながらも信長の文字が存在感あります。
こちらも大判タイプで宗三左文字(ピンク)仕様です。宗三左文字は、義元左文字の名で重要文化財に指定されてます。
見開きの御朱印帳以外はカバーは付いてません。
見開きの御朱印帳 大きさは26×18cm ビニールカバー付いてます。実に豪華な御朱印帳です。
裏面は天下布武御朱印帳と同じと思いきや、薬研藤四郎がありました。
絵馬は三種類あって、一番かっこよかった敦盛の絵馬にしました。

5.建勲神社の境内

大鳥居をくぐり左側から進んでいきます。
階段をのぼった先には、「大平和敬神」神石があります。
結構急な階段が続きます
後ろを振り返ってみると京の街並みが見えます。
右奥に見えるのが貴賓館です。立派な社号標が建ってます。
何気にこの案内図が分かりやすく、それぞれの位置を把握出来ました。
敦盛「歌碑」 人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢まぼろしの如くなり ひとたび生を得て 滅せぬもののあるべきか  桶狭間の合戦出陣に際し織田信長公が舞われた「敦盛」の一節を刻んだ歌碑。
切妻造檜皮葺の手水舎で身を清めます
こんなパネルもありました。
たくましい狛犬の視線を感じつつ拝殿へ向かいます。
拝殿 内側に織田信長公三十六功臣のうち十八功臣の額が飾られてます。
御神木らしき木だったので一枚
神門(祝詞舎)
後ろに見えるのが本殿で、その前に位置してます。
ここまで結構階段のぼりました。
大鳥居を真っすぐ進む階段をあがると義照稲荷神社へと続いてます。
末社義照稲荷神社 建勲神社側から来るとこちらの参道に辿り着きます。ご祭神は、宇迦御霊大神(うかのみたまのおおかみ)、国床立大神(くにとこたちのおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の三柱の大神を祀る。
稲荷命婦元宮 
右側に見えるのが比叡山です。

6.参拝後の感想

今回は帰省途中に京都に立ち寄り参拝しました。当日は天気心配でしたが、何とかもってくれて良かったです。以前からこちらの御朱印帳(天下布武)と敦盛の御朱印を拝受したかったので、手に入れることが出来て満足してます。他についついあれもこれも手を伸ばしてしまいました。人気のある神社ですので参拝される方が後を絶たない感じで、神職の方が御朱印を一つ一つ丁寧に書いて下さるので、行列が出来るときもしばしばあるみたいです。時間があれば刀剣巡りをしたかったのですが、また次回に取っておきます。京都には魅力ある神社が数多くあるので、腰を据えてゆっくり巡りたいものです。

7.地図・アクセス

アクセス:市バス「建勲神社前」または「船岡山」バス停にて下車

駐車場:近隣のパーキングを利用

8.昼食

昼食は建勲神社近くにある北京亭で頂きました。写真撮り忘れたのですが、チャーハンが鉄鍋のまま出てきてびっくりしました。店内はジャズが流れていて落ち着いた雰囲気でした。