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きままに神社を参拝して御朱印を頂きます~矢先稲荷神社へ

本日二社目は、合羽橋道具街からほど近い矢先稲荷神社へお参りします。こちらの神社は拝殿天井に神武天皇から現代に至る日本馬乗史の絵が100枚あるのが特徴です。(参拝日2019年9月11日)

矢先稲荷神社の御朱印です。初穂料500円 左下のスタンプは馬の象形文字でしょうか

矢先稲荷神社(東京都台東区松が谷)


東京都台東区に鎮座してます矢先稲荷神社へお参りします こちらの神社は浅草三十三間堂跡にあります

神社情報

鎮座地:東京都台東区松が谷2-14-1

創建:寛永十九年(1642年)

御祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、福禄寿

ご利益:五穀豊穣、長寿、商売繁昌、開運、諸願成就、縁結び

 


1.ご由緒

当社は寛永十九年(1642年)十一月二十三日に徳川三代将軍家光が、当地に浅草三十三間堂を建立した際、その堂の鎮守として稲荷神を祀ったのに始まると伝えられています。社伝によると、その神像は、上野東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正の寄進であるといわれております。浅草三十三間堂射術稽古場の的先に奉納されたために、その社名も矢先稲荷神社と称されました。

2.矢先稲荷神社の境内

この日は、9月に入ってもまだまだ暑い日でした。
鳥居の扁額が陶器で出来ているような感じで、周りが矢羽で囲まれています
御神木の大イチョウです、秋が待ち遠しいですね。
神楽殿に三十三間堂の地図が描かれています。
手押し式のポンプの井戸があります
手水舎で身を清めてからお参りします
何だか愛嬌のある狛犬です
こちらの神社の御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、スサノオとオムオオヒメとの間に生まれた神様、またはイザナキとイザナミの間に生まれた神様と言われ、名前にある「うか」は穀物、食べ物を表すことから穀物の神様とされ、いわゆる農耕神であります。
白を基調とした何とも爽やかな拝殿ですね
大きな鈴と金縁に青の扁額です
拝殿右側にある社務所で御朱印頂きます
お参り後、天井絵を拝観させて頂きました。
天井絵馬一覧です、なんとその数100枚です。海老根駿堂氏が五年の歳月をかけ描いて奉納したものです。
中央4枚、那須与一・源頼朝・佐々木高綱・新田義貞 どの絵も凛々しいです
中央上から、梶原景季・本間孫四郎・巴御前・畠山重忠・平貞盛・源頼光
上から2段目左から、加藤清正・織田信長・豊臣秀吉・武田信玄・上杉謙信 有名な武将が勢揃いです

3.参拝後の感想

御朱印は2種類あり矢先稲荷神社と福禄寿です。拝殿の中には浅草七福神の一つでもあり御祭神・福禄寿の木彫りが祀られていました(天井絵のみ撮影可なので写真は撮れません)、何とも穏やかな表情で白髭が印象に残っています。福禄寿とは、福(幸福)と禄(生活・経済の安定)と寿(健康にして長命)の 三つの福徳を授ける幸運、生活の安定、長寿の神様であります。日本馬乗史の天井絵と福禄寿は一見の価値ありです、お参りされた際はぜひご覧になってください。

4.地図・アクセス

アクセス:東京メトロ 銀座線 稲荷町駅・田原町駅より 徒歩7分             

     東京メトロ 日比谷線 入谷駅より 徒歩11分             

     各線 浅草駅より 徒歩10分             

駐車場:なし

5.合羽橋道具屋街&かっぱ河太郎

参拝後、合羽橋にふらりと寄ってみました。かっぱ橋の由来には二つの説があります。一つは今から160年ほど前の文化年間のころ、この一帯は、水はけの悪い土地でたびたび出水を起こしていた。そこで、合羽川太郎(合羽屋喜八)は、私財を投じて排水工事に着手したが、工事はことのほか難航した。昔、川太郎に助けられたことのある隅田川の河童たちは、これを見ていたく同情し工事を手伝ったおかげで、掘り割りは見事に完成した。この故事にちなんで「合羽橋」としたというものである。 もう一つの説は、今の金竜小学校のあたりにあった伊予新谷の城主、加藤家下屋敷に住む侍や足軽が、内職に作った雨合羽を近くの橋で乾かしたことで、「合羽橋」と呼ばれるようになったというものである。 う~ん、どちらの説も興味深いですね。